アピスト飼育遍歴
2018/4月ごろ飼育開始
トリファ パンタナルの産卵経験あるペアを購入し、
すんなり繁殖して調子に乗りました。
2019までにいろいろ死なせる
- ビタエニアータ カレイロ
- トリファ パンタナル
- ディクロッスス マクラータス
- プカルパエンシス
- タエニアカラ カンディディ
- グリーンドワーフシクリッド
- ラミレジィ
- メンデジィ メス
- ボレリー
ビタエニ カレイロは最初に打ち負かされた種類です。
その頃は餌の量も今よりずっと適当で、魚をみて調子を判断することもできてませんでした。
最初にメスを鰓のカラムナリスで殺し、もう1ペア買ってメスを追加したものの、オスの追い回しで弱らせて死なせました。
ろ過が出来てなかったからいつも呼吸の速い状態でしたが、調子のよい水槽を一つも作れておらず、為す術もないまま死なせてました。
ろ過の出来てる水槽を最初の一本作るというのはすごく難しかったです。
ここまでに勉強代として8万円ぶんぐらい殺してるんじゃないでしょうか(-_-;)
環境の悪さは生活習慣病と同じで病気予備軍の状態です。
そんなんで長期飼育できるわけがないのですが、アクアリウムを好きな気持ちに自信があるとそれを飼育の自信と勘違いしてました。
こういう理由でこれだと死んでしまうんだってことを一つずつ経験して納得していくのですが、なかなかこれが辛いですね…
2019/8月にビタエニ初繁殖
アピストの飼育開始から一年半ぐらい経っているのですが、このころはまだあげるブラインの量が少なすぎてpHが一向に落ちてませんでした。
それでもなんとかビタエニアータ テフェが10匹浮上し、弱酸性アピストの初繁殖となりました。
2020/4月に思い切って餌の量を増やしてみる
ろ過能力の低い水槽で餌の量を増やすと、簡単にpH7.5 → pH8オーバーになってしまいます。
pHが餌で上がるのはアンモニアのせいで、このような時はビタエニでもヒレが溶けたりエロモナスになったりします。
どうにも餌の量が増やせず、アピストも全体的にガリガリ、、、
それまでは、水換えせず日数が経てば徐々に硝酸が蓄積されてpHが落ちると思っていたのですが、2年続けても一向に下がらなかったので思い切って餌の量を増やしてみました。
ブリードのテトラ30匹とアガシジィ雄一匹を一つの水槽に入れ、食べっぷりを見ながら沢山ブラインをあげました。
最初は水換えの頻度を増やし、徐々に減らして、2か月ほどでpHの自然降下する水槽が出来ました。
2020/7月にD39浮上
pHの下がるようになった水槽で念願だったD39の繁殖に成功しました。
このあたりで、pHは低くなると変動が激しくキープが難しいこととか、ろ過バクテリアが十分増えると苔や残飯がどんな風になるのかなどを見て勉強できました。
2020/9月現在
水槽のドロドロ具合の調整、餌のベストな量の模索などをしています。
種類によって、好みの環境が違うんですよね。
ハマホングはドロドロ具合がひどいとすぐ穴が空きますが、細身アピストは穴が空くことはないですよね。
あと、pHの落ちる水槽でも、なんかアピストの色が飛ぶ水槽があって困ってます。
ろ過バクテリアの活性アップに伴って今まで生えてたコケが枯れてきているのですが、これが関係してるんじゃないかと疑っています。
ここら辺は水槽によっても状態が違うし、何度もトライ&エラーしないとつかめないかもしれません。
結構死なせてて、「勉強代(アピストをお店から買ってくることは、いわば飼育の挑戦権、アピスト飼育の教材を買ってくるようなものです。)」が高くついてるなってことが伝わると良いなと思います。
知り合いのアピストマニアさんたちも、かなりの額を「勉強代」に使ってます。
すんなりと上達してる人を知りません。
あと、メンタルを病んでた時期からアピスト飼育は始めてて、馬鹿みたいに長時間水槽を覗き込んでる時期がありました。
沢山飼うことも大事ですが、沢山観察することも大事だと思います。
そうすると、意識せずとも餌やりの時にチラッとみて、卵産んだとか初期のエロモナスになったとかの異変に気付くことができるようになると思います。
先日、ミウアが産んでた時は、なんかゼーゼー息荒くしてるなって気づいて、よく見たら産卵後の夫婦喧嘩でした。
気づけなかったら大惨事になっていたかもしれませんから、気づけて本当によかったです。
そういう、いつもと違うなっていうのを敏感に感じ取れるといいと思います。
ついこないだ(2020/09/09)、ミウアが8日目にして食仔してしまい傷心中です(´;ω;`)
今回は良い環境作れてると思ってたんですが…
ミウアとハマホングの繁殖に苦戦中ですが、ここに繁殖成功と書けるように頑張ります(笑)