ドボン水槽

 アピストはペア飼育していると、どんな種類どんなレイアウトでもDVが多少起きますよね。あまりDVのひどい状態で放置しているとメスが徐々にいじけて痩せていき死んでしまいます。

 対策としてオスを虫かごなどに監禁してDVできないようにしたり、水槽を2つ使ったり、セパレーターを使ったりしますよね。

 ドボン水槽を作り、魚の密度を上げて縄張りを潰してしまうというのも有効な方法の一つです。公立中学で威張っていたヤンキーが、不良の集まる工業高校に進学するとそれなりに丸く収まる感じです。上手くパワーバランスがとれると、一匹の番長が他のアピストを蹴散らすけどターゲットが分散して殺人は起こらなくなります。

 番長クラスの個体が2匹いるとどちらかがボロボロになるまで戦います。また、体の一回り小さい個体は全員のターゲットになり虐められてしまいます。ドボン水槽に入れるような個体はDVの酷かった個体の集まりだったりするので、みんな縄張り意識が強気威張りたがりです。番長に殴られた2番手3番手は憂さ晴らしに弱い個体を虐めたりするように見えます。また、特に気の強い個体は番長がよそ見をしている隙に不意打ちしたりします。

 個体の強さをそろえるのが大事なので、オスとメスはそれぞれ別のドボン水槽に入れてます。メスのドボン水槽は稚魚の育成にも使えたり便利ですね。

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