性格の問題なのか、趣味の辿る道。
昨日の夜書いた文章なので深夜テンションです。
他の人のブセの投稿をSNSで見まして、悔しい思いをしました。
歴が浅いのに大変しっかりとした株を育てていました。
一方僕の方は、水中栽培に挑戦して溶かし、数年かけて死にかけの株を建て直し、順調に行き始めたら飽きてまた溶かすというのを繰り返しています。
その人の栽培環境の写真を見ると、まず部屋が綺麗でした。
ブセも狭い所にぎゅうぎゅうに詰め込まれず、余裕を持って鉢植えが並んでいました。
生き物の飼育や栽培というのは、綺麗に育て上げたあとに行き止まりにぶつかるものだと思います。
次に何を目指すのか?
新しい生体を買ったり、繁殖させたり、レイアウトに使用したり。
多くの人がSNSに写真を上げるのも、一つの迷いかもしれません。
自慢して、褒めてもらって、そこからどうしようか?と。
僕はフリーターで貧乏なんで、ブセも殖やして収入にしたいという思いがあります。
出来るだけ労力をかけないでお金が欲しいので、過密栽培でメンテナンス少ないです。
そりゃカビたり溶けますわ…
整理整頓して、スペースにゆとりを持って、もっと植物と触れ合う時間を作れば、最初に書いたSNSの投稿のように綺麗な株を楽しむことができるのでしょうか?
それとも仕上げた後、飽きてしまうのでしょうか?
綺麗なものを楽しむには元気が必要で、疲れている時は何もしたくないし何も楽しくないです。
その意味からも、やる事を整理して削り、体力に余裕を持って過ごしたいと今月は思っています。
ギリギリまで追い詰めることで燃え上がるものもありますけど。
余裕を持つ時期と追い込みをかける時期、どちらも大事ですね。
仕事は追い込みが大事で、趣味に関しては余裕を持って楽しむことが、総合的な作業量を増やすためには重要な気がします。
だから、趣味を仕事にするのは難しいのでしょう。
だいぶ脱線してしまいましたが、話の本題は、自分の寄り道だらけで散らかって汚れて、疲労感の割には結果が少ない生き方についてです。
初期投資をケチって枯れかけた名無しのブセを買ってくる僕と、ネームドの高級ブセを買ってくる人とでは、同じブセ栽培という趣味でも全然違った道を進んでいきます。たぶん。
しっかりタグ管理し、一鉢一鉢大事にして整理整頓し、見栄え良く着実に栽培増殖させる人。
一方で、人の話を聞かないでやりたいことやって失敗し、時間を消費し、初心者の頃のワクワク感を失って代わりに焦燥感が残る人。
たぶん、人の話を聞かない人、安い方を買ってくる人って多数派です。
僕はそうです。
まあ、趣味なんて時間の浪費のため、人生の寄り道のためにあるかもしれませんが。
最初にどのブセを買うのか、スタートの時点で将来辿る道は、この場合決まっちゃうんじゃないでしょうか?
ダンゴムシに迷路を解かせる実験がありますけど、あれはダンゴムシの性質を利用したものですが、ダンゴムシの個体差なんて考慮しないです。
人間も人間の性質に従って進む方向を選んでしまうので、どっちを選ぶかは自分で決められるようでいて、実は最初に決まっていたりして。
あとはどこまで先に進むかと、勇気があるかどうかで違いが出るのかもしれませんね。
回り道も重要ですし、どっちが良いか悪いかは文脈によっても違ってきます。
書いた人の意識や意図が反映されるポイントです。
ここまで書いといてなんですが、人と比べたのがそもそも間違いです。