僕は結構プライドが高い人間だと自分では思っていて、アルバイト中もそれが原因でキレたいのを我慢することがしょっちゅうあります。
自分に自信はないけどプライドは高いです。
平社員やアルバイトなんてのは頑張って働けば働くほど会社に搾取されるものだと、今までの短い経験だと感じています。
搾取されるのを許容して会社に媚びて生きていくというのが自尊心の面で辛すぎるので、自分で生きていくための収入の作り方を探しているのが現在です。
「そっちがそういう搾取の仕方をするんだったら辞めてやるよ」と言い出せる状態を作らないと、交渉にもならないし虚勢を張っても意味ないですよね。
仕事の時間頑張らず、形だけ一生懸命の振りをして媚びてやり過ごそうと考えてた時期もあったんですけど、それが一番プライドをズタズタにするので、このやり方も健康に悪いです。
こんなふうに生きてやるんだっていうモチベーションは途絶えたことがないんですが、取り組んでいること自体に対しては冷めた気持ちでいます。
今回のLINEスタンプ制作もエナドリ飲んだりして気分をノせて取り組まないとあまり集中が深くないです。
ずっと続けているアクアリウムやガーデニングも熱くなって取り組んでいる訳ではないです。
むしろ手を抜いている方が楽しめるんじゃないかと今年は感じており、やや放置気味になってます。
このことについて、プロゲーマーのウメハラのトーク動画を見ていて思うことがあったので文字にしてみたいと思います。
- 好きなことを見つけなさい。
- 何か障害にぶつかった時に、好きなことなら逃げ出さない。
実際に動画を見るとこんな偉そうには語ってないのですが、ウメハラさんは格ゲーだけは大好きで困難なことがあっても逃げずに工夫したり努力できたそうです。
障害にぶつかった時に逃げ出すというのはどういうことかというと、丁度良い例が今自分の手元にあって、「コードのバグの修正が出来ないからAI画像生成は諦める」というのが逃げ出すことだと思います。
プログラミングについては何も知識がないから薮の中で次に進む道が分からないような状態で、今日は割とここで諦めようかなーという考えが思い浮かんできました。
プログラミングやAI画像生成は別に好きでもないし、筋トレのように続けていたら好きになるかもしれないし、別にちょっと諦めたくなったぐらいで辞めようとは思ってないです。
ただ、アクアリウムにおいて挫折した取り組みというのは色々あったなと振り返りました。
- アピストのブリード
- グラスフィッシュの繁殖
今思いつくのはこれだけですけど。
グラスフィッシュなんかは繁殖の前情報が全然ないので碌に挑戦すらせずに諦めてしまいました。
「何か障害にぶつかったらすぐ逃げる」というやつですね。
また、アピストやっていて思っていたのは、本気でやっている人よりも自分のかけている手間はだいぶ少ないということ、あまり情熱をかけて取り組んではいないなということです。
月収50万の人にとってのアピスト1ペアと、月収15万の人にとってのアピスト1ペアは金額の重みは違うので単純比較はできないですけど。
お金に多少余裕があり、仕事は辛いけど定職についていて、将来の為に何かやらないと孤独死するぞという焦りがない方が、趣味としてちゃんと楽しめるのかもしれません。
理由はともあれ、行動量と熱量が不足してました。
ウメハラさんのゲームに関するエピソードを聞くと、子供のように無邪気に熱中していたんだなと思いました。
しかしながら、格ゲーは勝ち負けという競技性があるので、アクアリウムとはそれなりに異なる世界ではありますね。
「負けたのが悔しくて悔しくて熱くなる」というようなものではなく、「手を抜いた方が楽しめる」という自分の今の姿勢も間違ってはないと思います。
「熱くなって一生懸命やった方がいい」のか「手を抜いてゆとりを持って色んなことを感じ取り楽しむ」のか、どっちが良いかという話がしたい訳ではないんでした。
ツイッターの方でも、カエルのアイコンをした経営者の人のツイートに関心を持ってた時期があって、できるだけドライに自分の魚のブリードへの取り組みを考え直したことがあったんですが、「合理的に余計なものは削る」というのが金銭面から考えると重要だなという結論に自分の中でなりました。
「余計なものは削る」ということと、「理由をつけて逃げ出さない」ことは両立が難しい。
というのが今日書きたかったことですね。
かなり脱線しました。
しかし、学生の頃を振り返ると、
何か目の前に問題があって、その解決方法を寝る直前まで布団の中でも考えてしまうような、そういう生き方に憧れていたような気がします。
ウメハラさんは、オタクが秋葉原で夢中になってガチャガチャを回しているところを見て羨ましいと思ったみたいなことを言っていて、カエルのアイコンの人とは人生観が違うような気はします。
僕は散々失敗してきたので心から成功や結果を求めていて、それで結果を出すのに有益そうな情報や知恵に興味を持っていました。
しかし、「情熱の無い取り組みから産まれたそれなりの結果」というものを、自分が結果として受け入れられるでしょうか…
人生のキャパは限りがあるので余計なものは削るしか無いんだけど、一見無駄に見えるけど削りきれない本当に好きなことはなんなのか、もう一度考え直す機会かなと思います。
そういえば、もう一つ今日書かないといけないのが、プロボディビルダーの山岸さんがMr.オリンピア マスターズで優勝しましたね。
山岸さんは優勝出来るとは思ってなかったと言っていましたが、出場準備に妥協はなかったと思うし、情熱を持って準備を積んできたことが体や筋肉には表れていたと思いました。
この「期待はしてないけど情熱を持って妥協せずやり通す姿勢」っていうのが結果をだせる取り組み方なのかもしれません。
期待してないとワクワク感に頼ることもできないし、辛い時にこんなことやってもしょうがないじゃんと言い訳もできちゃうし、本当に難しいことだと思います。