- アナカリス
金魚藻です。ちゃんと見ると綺麗。 写真 栽培 アピスト水槽に入れてました。 CO2などなくても育ち、隠れ家として良かったです。 でも、pHが下がってくると枯れてくるので水槽から出しました。 アナカリスの枯葉が水を汚します。 浮草もですが、水草の枯れた残骸は水への影響が大きい気がします。 それまで出なかった苔が出たり、pHはしっかり落ちて濾過は効いてるはずなのに魚の調子が悪かったり。 生物ろ過で主にターゲットにしているのはアンモニアですが、アンモニア以外の養分や毒素が出てくるのだと思います。
- ウォーターウィステリア
茎が太く葉も大ぶりなので使いづらい水草だと思っていましたが、若干這って成長し、ギザギザの葉が茎を覆い隠すので中景草としていいと思います。 成長も早くないです。 大きさ 育成 塵の貯まるような澱んだ場所だと茎から溶けます。 這う生え方や葉の形状的にも塵を溜め易いです。 アンモニア態窒素を好むと聞いたことがありますが、その辺は未検証です。
- スターレンジ (産地不明)
硬質な南米水草です。 写真 栽培 トニナと同様、低pH環境でないと溶けてくる草です。 換水後にpHマイナスで調整しています。 我が家ではpH5.0付近にしてます。 水上育成 水上栽培だと意外にも丈夫で、特に気を遣うこともなく、もじゃもじゃに育ちました。
- ツーテンプル
Hygrophila corymbosa “angustifolia”(※1) 写真 見た目 竹のように節のある茎から柳のような葉を伸ばし、和の雰囲気がある水草。 一つの節から葉を2枚出すのが名前の由来。 水流に葉が揺れ、流れと爽やかさを表現できる。 一方で、密集させれば鬱蒼とした感じになる。 葉の間に空間ができやすく、小型魚の隠れ家になる。 レイアウト例 流木の影から長い葉が顔を出すように配置した。 下葉が落ちることもなく、多少薄暗くても耐えてくれてる。 サイアミとツーテンプル。 渋い魚と雰囲気が合う。 大きさ 葉の長さは手の平ほどになる。 産地 東南アジア 水質 今うちで育ててる環境はpH6.5~6.0ぐらい。 アマゾニア使用で石を入れなければ自然と弱酸性になっている。 CO2あり。 その他 AngustiforiaってAngus地方に生えてるって意味じゃなくって、Angusさんが見つけったって意味なんでしょうね。(※3) ※参考 https://www.shopping-charm.jp/product/2c2c2c2c-2c2c-2c2c-2c2c-343034313536 https://www.aquaticplantcentral.com/forumapc/plantfinder/details.php?id=139 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%82%B9
- トニナ sp.(たぶんベレン産)
南米水草と呼ばれる低pH環境の水草の一種です。 写真 栽培 我が家では、高くてもpH5.5以下にはしていないと茶色くなって溶けてきます。 ミネラル分によって養分の吸収が阻害されてるのかな?と思ってます。 換水後にpHマイナスで調整しています。 維持について 昔、吸着ソイルの水槽で換水をほとんどせずにいたら綺麗に育ちました。 しかし、ソイルの効果が切れた途端に全滅でした。 有茎草全般に言えることですが、一時的に殖やすことは簡単な種類でも、長期間維持するのは大変なものです。 ワイルドの水草は定期的に輸入されてくるようなものではなく、大昔に一度だけ輸入のあったものをショップやマニアが大切に維持しています。 一か月だけ沢山殖やして、「トニナ簡単だったよ」と思わず、長期維持を意識して向き合うとより水草の世界が深まると思います。
- プロセルピナカ パリストリス
黄緑~赤のギザギザの葉が特徴です。 気泡がつくと綺麗です。 写真 感想 日当たりがいいと赤くなります。 草姿も少し変わりますね。 トリミングに弱く、小さく切りすぎるとなかなか新芽が出なくて枯れそうになります。 葉が沢山残るように茎を長めにして切った方がいいです。 面白い見た目をしていますが、ちょっと使いづらい水草です。 水質 pH4~7までいけます。
- リムノフィラ sp.
細身のミリオフィラムみたいな水草です。 写真 栽培 難しい水草で、世話をサボると枯れてきます。 光合成の要求量が多いので、頻繁に沢山水換えをし、明るい位置に植え、CO2添加で育ててあげてください。 ロタラよりも葉焼けしやすく、光を強くすればいいというわけではありません。 一番大事なのは水換えですね。 ランナーを伸ばして増える変わった有茎草です。 レイアウト例 後景で緑のカーテンになってます。 しかし、水の流れを遮ってしまったので、そのぶん換水を頑張らないといけないレイアウトでした(^_^;)
- ルドウィジア セネガルエンシス
ギニアンルドウィジアとも呼びます。 小さめの葉に赤い縞模様が入ります。 節間の長さと葉の小ささから、密度のある茂みを作るのは難しい方だと思います。 育ち方 這わず、枝分かれも少ないです。 成長はうちだと早くも遅くもない感じです。 育成 茎が溶けることは少ないですが、下葉が落ちたりします。 大きく鮮やかな葉をつけるのが難しいです。 写真の株はベストな状態ではないです。 ネットで調べても、育成は難しい方らしいです。 このブログの写真よりもチ○ームの販売ページの写真の方が綺麗でした。 まあまあ頑張って育ててるのに悔しいですね。 照明 高光量を好みます。 うちの照明はHASU38ですが、照射範囲を広げるために反射板を外しているのもあり、一灯だとこの水草には足りないかもしれません。 他にも、魚のために餌が多い、フィルターが付いてない、水換えがまだ不足してる、敷いてるアマゾニアが古いなど、反省点は多々ありますが… ショップのメタハラ水槽だともう少し綺麗に育ってました。 購入元、ファーム リベラプランツのポット入りのやつです。 購入時の状態は良かったですね。 ファームによって差があるのかは分からないです。
- ルドウィジア ブレビぺス
彼岸花みたいです。 ニードルリーフ ルドウィジアとは別種のようです。 画像 光量が弱いとオレンジ色です。 栽培 丈夫で、他の草に埋もれても隙間から伸びてきます。 枝分かれし、少しうねりながら成長します。 真っ赤に育てるには強い光が必要です。
- ロタラ sp. インレー
写真 見た目 ピンクがかった赤色。 頂芽は密集し花のようになる。 オレンジがかった赤色になる水草は多いが、インレーの色合いをもつ水草は少ないと思う。 セイロンロタラのように横に這うタイプとは違って直立する。 自発的に出す脇芽は少ないが、トリミング後はちゃんと脇芽を出してくれる。 大きさ 直径 3cm未満 葉長 約1.5cm 産地 ミャンマーのインレー湖 水質 中性~酸性 光量 光量やCO2が足りないと間延びしするしオレンジ色にもなる。 その他 レイアウトでの使い方はもっと模索していきたいと思います。
- ロタラ インディカ “ボンサイ”
照明の真下のような強光の環境で、黄色〜オレンジに色づきます。 トリミングと換水を繰り返すことにより、小型の可愛らしい丸葉が生い茂ります。 また、中光量の環境では黄緑色になり、特徴的な丸い葉っぱは若干大型化します。 トリミングに強く、新芽を切り刻んでも下茎が生き残り、新しく成長点を展開します。 ただし、栽培に適した環境を揃えることが大事です。 基本は陽性の有茎草の育成に準じます。 高密度に植栽すればそれだけ水通しが悪くなり、藍藻が発生したりします。 換水時にスポイトで汚れを吸い出したり、上から水をかけて洗い流すなどして対処しました。 https://tropica.com/en/plants/plantdetails/Rotalaindica’Bonsai'(033ETC)/4451
- ロタラ マクランドラ シモガ
写真 見た目 テープ状の薄く柔らかい葉をつける。 赤、ピンク、緑など、水質や照明によって色合いが変わる。 ロタラの仲間であるため調子が良ければ沢山気泡をつけてくれる。 育成には気難しいところがあり、中景でこじんまり使うのには向かない。 脇芽は芽吹いたばかりだと細く華やかさに欠ける。 この種本来の美しさを楽しむためには、後景で日当たりのいい場所に植えて伸び伸びと繁茂させたい。 大きさ 直径3~4cm 葉長3~4cm 産地 インドにシモガって地名があるみたい。そこかな? 水質 中性付近だと緑が強くて葉が幅広、低pHだと黄色っぽくて細葉になる気がします。 光量 高光量じゃないといじけてきます。 陰性水草とは真逆、超陽性水草という感じです。 有茎草栽培の基本である、換水・高光量・CO2添加を抑えれば育つと思います。 その他 マクランドラには数種類ありますが、何をもってマクランドラとされているのでしょうね。 幅広くて柔らかい葉っぱを持つロタラをマクランドラと呼んでいるのでしょうか?