初代30キューブ水槽②

前回はここまででしたね。

サイアミーズを5匹投入してこのようになりました。

レイアウト変わってるし…

中間の記録を残してませんでした(;^_^A

木酢を使ったりすることもなく、サイアミだけで綺麗になりました。

あとは、遠近感を出す方法をググって、葉の大きさが小さい種類を後景水草にしました。

遠くのものは小さく見える理論です。

この後のおまけが長くなるので続きは③へ…


おまけ

サイアミは大きくなったらどうするの?という方もいると思います。

まず、食わせ過ぎなければ成長は遅いです。

苔食べ放題のアピスト水槽に入れたらとあっという間に大きくなりましたが、水草レイアウト水槽で他の魚とブラインをつついているならゆっくり成長します。

そうやって幼少期を長く大事に育てます。

するとどうでしょう、愛着が湧きますね?

そして水槽が増えます(笑)

ね?可愛いでしょ?

※ここから重い話になります↓

ただ、この時の4匹は飛び出しで死なせました…

もう1匹は新しい水槽のパイロットフィッシュに使ったときに失敗して死なせてます。

「飛び出し事故」も「病死」も、結局は飼育者の判断と行動次第ですから僕が殺したことになります。

サイアミは群れて泳ぐと意外と綺麗で可愛いですし、大きい水槽で金魚のように飼育するのもいいと思います。

髭苔が出た時に出動してもらって、普段はサイアミ用の水槽に住んでもらうとか。

飼育を続けることができない場合は、最初から飼わないとか、 肉食魚の餌にするとか… 乾燥飼料にもフィッシュミールが入ってることですし…

熱帯魚は半分以上が肉食性ですよね。

ブラインシュリンプだって生き物です。

餌を与える行為も、餌にする行為も、同じく殺生です。

どちらを選ぶかは愛着の問題じゃないでしょうか。

苔自体に魚への健康被害はありません。

でも、苔まみれで青臭くなった水槽は見るのも嫌になりませんか?

逆に、綺麗な水槽は飼育者のモチベーションを上げ、メンテナンスの質を高めてくれます。

水槽の見た目を綺麗に維持することは魚にとっても大事なことなんです。

アクアリウムを続けていくならば飼育者のエゴと生き物の健康、二つにうまく折り合いをつけていかなくてはいけません。

どうすれば飼育個体を幸せにできるのか?

どうすればアクアリウムを好きになってしまった自分を幸せにできるのか?

「サイアミを導入するかどうか」「大きくなった個体をどうするのか」などの問題については、飼育者のモラルなどという言葉で一括りにせず、自分で考えて決めて頂きたいです。

ただ、放流という責任放棄だけはやめてください。

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