ミウア闘病記⑤
エロモナスになった個体は姿勢を維持することや呼吸することが困難になります。死ぬときは、ハァハァ…もう呼吸するのに疲れたよ…といった感じで息を止めて死んでしまいます。また、水質の安定や消化器官を休ませるために断食することから、治るまで体力を極力消耗しないようにしてあげることが大事です。
エロモナスに気付いた初日は、病気の個体を断食させることは決めていましたが水槽内のバクテリアへの餌の供給のため、混泳魚にはいつもの量の餌をあげていました。次の日、病気の子の様態が悪化し背ビレが硬直、もうダメかと思いました。今回だけでは病状の悪化が餌をあげたせいなのかは分かりませんが、この日から水槽には一切餌をあげないことにし、治るように祈ってました。
3日目までは下り坂でほんとにやばかったですが、なんとか峠を越えてくれて5日目からは餌を少量あげてもいいほど回復してくれました。
バクテリアがやっと定着してきたかなと思った矢先にエロモナスにかかってしまいました。2日目で病状が進行したときは、もう治療は諦めてバクテリアの維持を優先しようかと思ったり。ミウアのメスは健在だったので、病気になっているミウアのオスは諦めて、かっこいいメンデジィのオスとの子取りを狙ってみようかなと…
嫌なことに直面すると破滅願望が出て、早くとどめを刺して都合のいいところに目を向けたくなるんですよね(-_-;) でも、今回は気を取り直して、後悔のないようにやれるだけやってみようと治療を優先。治るまでやきもきするので勉強して気を紛らわしたり。無事に治ってくれてよかったです(o^―^o)
pHの下がりすぎた時の魚の様子とか、最後まで治療をあきらめないこととか、勉強になることの多いアクシデントになりました。
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