餌をあげる
餌によるトラブル 3つのパターン
- 食べ残しが腐敗
- 消化不良
- 栄養不足
ろ過バクテリアのことを考えるとさらに複雑になりますが、
餌やりで意識することは、「毎日同じ量、適切な量」です。
食べ残しが腐敗
経験上の話になりますが、餌の残りに水カビが生えているような状態を放置しておくと、白点病になりやすい気がします。
また、腐敗した有機物が魚の肌に触れ続けていると、その部分が溶けてきます。
消化不良
ほとんどの魚は食べれるときに限界まで食い貯めする性格です。
お腹がはちきれそうなくらいまで食べます。
糞詰まりして排泄できなかったとすると、未消化の餌は腸に残って腐ってしまいます。
腐った餌からは毒素が出るので大変危険です。
排泄できても、未消化の餌が水を汚します。
栄養不足
ふくよかな魚、痩せている魚、どちらが先に病気になるのかというと痩せている方です。
(太り過ぎも病気になります)
カロリーや栄養素の不足は免疫力が低下し、さらに消化能力が落ちてより痩せやすくなります。
魚の体型を普段から観察し、痩せ始めに素早く気づき、餌の量や種類を変えて対処しましょう。
急激に餌を増やしても消化しきれません。
- いつもあげている餌の量よりも少しだけ増やす。
- 食べれていない個体の為に餌の形状を変えてみる。
このように小さな改善を毎日継続することが健康に太らせるコツです。
「十分な量の餌を与えつつ、水質は綺麗に維持する。」
ここが魚飼育の難しい部分だと思います。