自然な苔の生え方

ADA天野氏の記事を読むと、水の流れを表現した石組みというものが解説されています。

苔リウムにおいて、似たような法則、自然を再現する上でのポイントとは何でしょうか?

昨日撮った写真を観て思ったのは、滲み出た水の通り道に苔を植栽するということです。

僕の場合、何も考えずに感覚で植栽すると、窪みや石の足元ばかりに植栽したくなります。

しかし、出っ張っている部分でも、石の下側、軒先にあたる部分に水が滴って苔が生えています。

湿っていても影になる部分にはあまり生えません。

石のテクスチャー全体を苔で隠してしまうのではなく、立体的な水の動きと光をイメージして苔を貼り付けると、今より一歩、自然な景観に近づけるのではないでしょうか。

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