低pH水槽 その4

下水処理施設には生物ろ過で下水をきれいにする区画があり、そこの活性汚泥からは硝化細菌が採取できます。そのことを知り、以前余った乾燥餌を新規の水槽に全部ぶち込んで水槽を立ち上げたことがありました。

底にふやけた飼料が降り積もるほど入れてしまったため、嫌気性の場所ができて硫化水素などが発生し、体に悪いんじゃないかというくらい臭くなりました。アピストは底床を厚く敷くとすぐエロモナスになってしまいますが、これは確かに生き物を殺せるなという印象です。歯槽膿漏は歯石が付着、嫌気性になったところに毒素を生成する細菌が発生して引き起こされます。嫌気性細菌には魚も人も気を付けないといけないなと実感しました。
また、赤潮で酸欠が引き起こされるように、富栄養化した水に多量の雑菌が爆殖し水槽全体で酸素が不足しました。なんでそれが分かったのかというと、エアーの排出口付近に白いゼラチン状のコロニーが、酸素を求めるように付着していたからです。スポンジの内部にも白いゼラチン状のものが含まれていて、それを見て僕はスポンジをもみ洗いしちゃいけないよというアドバイスを思い出しました。それまで、硝化細菌はスポンジの繊維の表面にバイオフィルムを形成し、しっかり張り付いているイメージを持っていました。しかし、今回の経験から硝化細菌はゼリー状になってスポンジに含まれているイメージに変わりました。ゼリーならばスポンジを一回だけでも絞ると流れ出てしまいますよね。あまりにも臭かったので写真は撮ってなかったのですが気になる方は一度試してみてください。
その後、水替えも行って徐々に水が透き通り、サイヤミーズ、アピストの順番で導入していきました。現在はメンデジィも生きていける環境になっています。

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