低pH水槽 その3

前回、自分流水槽の立ち上げ手順で以下を示しました。

1. 大き目の金魚を飼う。(僕は大きくなったサイヤミーズを使ってます)
2. 餌を魚が死なないように増やす。
3. pHが6以下まで下がってきたら金魚を取り出してブリードラミレジィを導入。ラミレジィだけでは餌が食べきれてない場合は、マジナータスペンシルフィッシュなどを必要な数加える。

今回は3についての説明です。

3日連続でエサを少し上げすぎてしまったというとき、魚が苦しそうなのに気づけますか?ということなのです。これは僕にとってもまだ難しい問題なのですが、飼育の上手な人ほどその水槽の濾過能力の把握ができてかつ魚の変化に敏感なのです。水槽の濾過能力を把握するためには、水槽の立ち上がり方に対する経験と魚の呼吸の状態を通して見た「いつものエサの量」を知ることが必要です。「いつものエサの量」とは、その量より多めにエサをあげるとだんだん水質が悪化していき、やばいと思ってその量より少なめにエサを与えるとだんだん水質の悪化が戻ってくるという境界の量です。我が家のエサの受容量がまだ少ない水槽では、「いつものエサの量」に対してすこし多くあげすぎた、すこし少なくなるようにあげた時の影響がはっきり確認できています。また、魚の状態を通して濾過の状態を確認するには、その魚の調子のいい状態がどんなものか、どこまで調子が落ち込むと死ぬのかという、状態の良いとき悪いときの両端を知っている必要があると思います。そこで安価、低pH耐性がある、顔が大きく呼吸を見やすい、可愛いという4つの長所をもつラミレジィが立ち上げた水槽の状態を確認するのにちょうどいいかなと思ってます。アピストのF1が余っているという方はその子たちで立ち上げるのもよいと思います。

餌が食べきれてない場合にマジナータスペンシルフィッシュなどを必要な数加えるのは、食べきれなかったエサ、消化不良のエサはアンモニアに変わる前段階で雑菌のエサになるからです。アンモニアだけしかエサがない場合、それをエサにする硝化菌と硝化菌をエサにする菌のみが繁殖します。そこに余計な栄養素を入れるほど、それをエサとする多種多様な雑菌が増殖します。熱帯魚屋さんでは一つの水槽にたくさんの魚を入れ、沢山のエサを与えて管理、かつ水槽の年季も古いので硝化作用でpHが下がるのは当たり前なようです。その環境に近づけるという意味でもエサの供給だけではなく消費する側を増やすことは必要なのだと思います。

次回は下水処理場の環境を再現しようとした時の話です。

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