ブラインとエアーレーション

先週2日間ブラインを湧かすのに失敗してしまいました。

おそらく原因は、強すぎるエアーレーションによる物理的ダメージです。

エアーを少し弱めたところ上手く湧かせるようになりました。

ブラインを効率よく湧かすには、卵の孵化率と孵化後の幼生の生存率、この2つを高める必要があります。

卵の孵化率には、水温、撹拌、卵の鮮度などが重要ですよね。

一方、幼生の生存率には、水量、溶存酸素濃度、水の汚れ具合などが影響していると思います。

少量の水で多量のブラインを湧かそうとすると、酸欠になりやすく、水が汚れやすです。

環境悪化によって幼生が死に出すと、死骸がさらに水質を汚染し悪循環になります。

我が家ではブラインの消費量が増えてきたにも関わらず、ブラインの孵卵器はバージョンアップせずにいました。

このところ失敗してブラインが確保できない日が続いていたので、いい加減改良することに。

少ない水量で幼生の生存率を高くするには、ハッチャーをきちんと洗って清潔に保つことと酸素の供給を増やすことが重要だと思います。

エアーポンプを水心の小から大に取り代え、泡を細かくして酸素が溶け込みやすくするためにエアーストーンを付けました。

今までは、エアーストーンは目詰まりすることがあると聞いたことがあって、つけていませんでした(^^;)

もし目詰まりしたらスペアに付け替えて、詰まったほうは漂白剤に漬けてみようと思います。

最初に書いたように、バージョンアップ後の2日間は最大出力でエアーを出していたのですが、それでは撹拌が激しすぎてたのか、幼生が死んで水が真っ白に濁っていました。

エアーを弱くして三日目チャレンジしたところ、ブラインの生存率がマシになったので、やっぱり強すぎるエアーレーションは物理的ダメージがあるんだと思います。

ハッチャーの大きさと形状によってもここら辺の加減は変わってくるんだと思います。

その日湧いたブラインの量が足りないと、当然魚にあげれる量が減るわけですが、そんな日が連続すると、いつもあげてる餌の量がどのくらいだったのか分からなくなってきます(^^;)

餌の量を一定に保つことで水槽内のろ過バクテリアを安定させているので、結構悩ましい問題です。

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