餌多めのナヤス水槽
※今後修正するかもしれません。
水換えを軸に、水草と濾過バクテリアの力で水質を浄化する飼育スタイルです。
水替え頻度 | 毎日9割換水 |
餌の量 | 一日2回です。 1回目:ブラインシュリンプお腹いっぱい 2回目:グリンダルワームお腹いっぱい |
底床 | ミネラルソイル(栄養系ソイル) |
水質 | pH7.5程度の水道水。カルキ抜きのみ添加。 |
照明 | HASU38(以前までアクロOVAL30←これで問題ありません。) |
日常のお世話
水換えは給餌量に合わせて頻繁に行ってください。
上記のケースは卵胎生メダカのブリード目的で非常に多く餌をあげています。
そのため毎日9割以上の換水が必要になっています。
餌が少なければ換水量や頻度を減らすことが出来ると思いますが、水草は換水によって盛んに光合成をするので、水草の為にも換水は重要です。
このスタイルのコツ
- ろ過バクテリアの定着したフィルターを使う。
- 枯れにくい水草をたっぷり入れる。
この2つの条件を抑えず、ただ単に水換えの多い水槽だと悪い細菌が壁面や流木、濾過槽にこびりついてきます。
こちらは、水槽の壁面にこびり着いた白いカビのような跡です。
この白い粉状のバイオフィルムを放置していると、飼育魚は病気になります。
見つけたらメラミンスポンジなどでこそぎ落し、そぎ落とした雑菌は換水で一緒に吸い出してしまいましょう。
巻貝もある程度食べている気がします。
サイヤミーズフライングフォックスやブラックモーリーは全く食べません。
ラムズホーンは対策として若干お勧めです。
ナヤスやサンショウモ、ブセファランドラやミクロソリウムであれば食害にも合いません。
アポノゲトンやアマゾンフロッグピットは食害に合いました。
立ち上げに時間をかけたフィルターを使うことでろ過バクテリアが悪い細菌を抑制します。
(水槽のような閉鎖環境では、様々な細菌同士がお互いに競い合って増殖しているため、良い細菌が優勢の時期には悪い細菌が劣勢になります。)
また、十分に生い茂った水草の水質浄化能力は目に見えて強力で、水をピカピカの透明度に保ちます。
(おそらく、雑菌の栄養分となるものを先に水草が消費しています。)
水草が枯れない理由
- 水中適正の高い水草を選択している。
- 栄養価の高いソイルを使用している。
- 頻繁に換水をしている。
CO2の添加はしておらず、pHもアルカリ性よりですがナヤスは問題なく生育します。
換水時には、水道水中に含まれるCO2を消費して盛んに気泡を出します。
また、エアーレーションで溶け込んだCO2も使用していると思います。
栄養価の低い吸着系ソイルを使用すると、毎日水換えしたらすぐに肥料切れを起こし、水草が白くなってきます。
ミネラルソイルを使用することで、今のところは肥料切れに困らずに済んでいます。
ナヤスでも暗いのはどうにもならず枯れるので、照明はそれなりのもの(アクロなど)を設置しましょう。