ヤフオクの販売
自分のビジネスをしたい、自分が責任を負う仕事がしたい。
そう思う理由の一つに、「ミスやクレームの予防に労力を割き過ぎたくない」というのがあります。
雇われだと上司は面倒ごとを割けるのでミスをするなと言われてしまいます。
しかし、100%完璧な仕事を目指すと、6割で満足する場合に比べて3倍以上労力がかかると思います。
ならば、3倍回転を速くして3倍改善した方が最終的なサービスは良くなるし、その方が楽しいと僕は思います。
さすがに6割は低すぎる基準かもしれませんが、9割から先を突き詰めるのは優先順位低めです。
例えば、ヤフオクでは商品の品質、価格、掲載画像、商品説明、取引メッセージ、梱包、対応スピードなどの要素があります。
その全体を6割、7割、8割と段階を踏んでクオリティーをあげていきたいです。
今回の出品では配分が崩れていたかもしれません。
例えば、最も消費者に嫌われるパターンは、掲載画像と商品説明に全振りで他の水準が釣り合っていない場合です。
または、我々オタクに多いのは商品の品質を最重要視して、クレームやミスを恐れてその他の行動が遅い場合もあると思います。
現実には売れるか売れないかという壁が存在します。
6割から7割へと段階を踏んでいきたいところを、今回はバランスを崩して背伸びした感覚があります。
売上が出ないと再投資もできないし、経験や反省も積めませんので。
そういった意味で、今回お取引いただいた方には大変お世話になりました。
2日間落ち込む出来事もありましたが、落ち込む余裕のあるタイミングでそれを経験できたのは命拾いしましたし、1回目の販売を経験できたからこそ2回目に挑むことが出来ます。
最後にメモ書きです。
- 栽培方法のアップグレード
- 売れる価格帯と掲載方法の手がかりの発見
- 売れるからこそ手間をかける時間が作れる。
- 梱包、テープの張り方を綺麗にする。
- ネームペンで綺麗に字を書く。
- 輸送中のトラブルは起こらなかった。
- 販売に対する出品者側のスタンスを明記する。
- 取引契約において、情報の欠落はフェアではないので、責任を持って商品説明は記述する。
- 弱気、逃げ腰の説明文は書かない。
- 取引目メッセージに人格は持ち込まない。
- 良い評価の中にも、浮かれず反省点を探し出す。