二年間の振り返り? (page 2)
また、アクアショップで勤務していた期間、眼精疲労が酷くて鑑賞魚を全く鑑賞出来なくなっていた時期があり、趣味を趣味として楽しめないことへの危機感を知ることができました。
アクアショップの使命というのはアクア業界の流通の拡大ですが、その中にはアクアリウムという趣味の楽しさをお客様に伝え広げるという業務が含まれているはずです。
趣味を趣味として楽しめなくなると、それが出来なくなります。
実はついこの間まで、アクアリウムを趣味として楽しむことはあまり出来ずにいました。
始めたての初心者のようにワクワクすることも減り、病気やリスクなどの現実も見えるようになり、やればやるほど癒やされずに疲れてしまうものになっていました。
まあそれでも、時々真新しい魚を購入してワクワクしたり、集中してメンテナンスに取り組むことでアドレナリンが出て満たされる感情はありましたけど。
僕がアクアリウムの好きだと思うところは、
- 元気な生体の輝き
- 雰囲気
の2つです。
綺麗な生き物を見た時には、サッカーのスーパープレイを見た時のような感動があります。
どちらも生命力が爆発して輝いていると思います。
2つ目の雰囲気については、今年に入って山野草から学んだことであり、豊かさや静けさなど、都会に足りないものを心に与え潤してくれるように思います。
生体を飼い込んで仕上げるのはなかなか難しくてしんどくて心が削られますが、植物に癒されつつ取り組むことでバランスを取ることができそうです。
昨晩はお酒を飲んで音楽を聴いて眠りました。
そのおかげで、今朝は疲労が残っているものの、気分が良くて、起きてすぐに動き出すことができました。
心が満たされていないまま寝た翌日の朝には、体が元気でも、心の穴埋め作業に無駄に時間を使ってしまいます。
質の高い趣味によって素早く心のHPを回復することは、やはり現代人には必要なことだと思います。
自分のアクアリウムは、まだ音楽、心のこもった名曲には敵わないなと思います。
いつか、寝る前に水槽や植物を眺め、次の朝に気分良く目覚める方法を提案できたら良いなと思います。